寿司を塩で食うな

非キラキラ大学生2人の楽しい日記

牧草生えるwwww

 

髪が緑色になった。

 

前の記事で書いたようにちょっと前までは金髪をエンジョイしていたのだけれど、少し事情があって髪を「黒く」染めようとした。しかし美容院で、ちょっと欲を出して「青みのある黒にしてください」とオーダーしたら思いっきりジーンズ色に染められてしまい、積分に失敗した青髪アニメキャラみたいな見た目になってしまった。

もともと金髪に青い色を入れたので、色落ちがすごい。毎晩シャンプーをするたびに泡が青くなり、ドライヤーで乾かすと確実に昨夜よりくすんだ色になった。

金髪に中途半端な青色が残ると、見事な緑色になる。Googleで「牧草」と画像検索したら、私の髪と全く同じ色をした、干した牧草の画像が見つかった。

 

どうして自分の行動はこうも裏目に出るんだろう??? 

もともとは黒髪にしようと思っていたのに!

 

上で、少し事情があって髪を黒くしようとした、と書いた。

久しぶりに実家に帰ろうと思っていたのだ。

 

母親に何も言わず金髪にしたので、それがバレないように、つまり帰省が母親にとっても自分にとっても幸せなものになるように、黒髪にしようとした。それが緑髪になっちゃったのだから、計画は大失敗である。事態は確実に悪化した。

 

何事もごまかしって効かないんだなあ、と透き通ったグリーンの髪を見ながら考える。

帰省したら何と言われるだろう? 無茶苦茶怒られるだろうな。

自分は小さいころから母親によく、「目立つのはやめなさい」とうるさく言われてきた。たとえば学校で〇〇委員みたいなちょっと目立つ役職についたり、評判になることをしたりすると、必ずかなり叱られた。出る杭は打たれる。母親はこの言葉が大好きで、私はずっとその言葉を聞かされて生きてきた。もちろん緑髪なんて言語道断だ。確実に否定される。緑髪とセットで自分の人格も恐ろしいくらいに否定されるんだろう。

 

でも、自分は「普通」に全然馴染めない人間なのだから、出る杭にならないなら、沈む杭になるだけなのだ。20年私を見てきて、どうして母親にはそれがわからないんだろう?

 

一方、心のどこかで、なんだか実家に帰るのを楽しみにしている自分もいる。牧草を頭に生やして堂々と家に帰り、悪びれる様子を見せないまま、「緑髪もカッコいいじゃん」と宣戦布告をしたい。出る杭は打たれるの呪いを解除するには、そういう方法しかないと思うのだ。

 

気合い入れて実家に帰るぞ!!!

 

おわり