寿司を塩で食え（弥太郎編）
（この記事には2人合わせて12000円程度の取材費がかかっています）
（れいぽん編は後日公開予定です）
弥太郎です。
寿司、塩で食べてますか？
……もしかして食べてない？ あら、へえ。食べてないんですか。へえ～笑
寿司は塩で食べた方がいいですよ。美味しいので。
というわけで食レポ記事です。
LINEが来た。
れいぽんが東京に来る。地方都市に封印しとけばよかったものを。あんな女に電波を与えるな。なにがしかの汚染が進むぞ。そしてよりによって東京に。パンデミック。
しかしあの女のホストになる以上、ご機嫌を取らなくてはならない。ご機嫌を取らなくてはどうなることか。最低でも高尾山が平地になる。さあどんな無理難題を吹っかけてくるか…
あの女「寿司を塩で食べに行こう」
え……
行こう！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
行きたい！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
素直に行きたい！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
寿司を塩で食べればあたしたちもキラキラできるかな！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
ということで「寿司 塩」で検索してみたら関連キーワードの2番目にこのブログが出てきました。マジかよ。自家撞着じゃん。自家撞着？ 全然意味違うよ。
じゃなくて、ちゃんと調べたらお寿司を塩で食べさせてくれる（大学生からすれば）高級なお寿司屋さんを発見しました。（このブログで紹介されてもお店にメリットが何もないので紹介はしません 己のスマホで調べろ） 予約するのもめちゃくちゃ緊張しました。歯医者に電話するのにも緊張するのに高級寿司店に電話するとか無理でしょ。マヂカルラブリーの天然お馬鹿さんキャラくらいお寿司屋さんのことがわからないのでドレスコードとかも聞きました。無いんかい。
東京にれいぽんが来た。
夜にはお寿司を食べることが確定している中、この女はお昼ご飯に何を選ぶのか。
この女「中本でラーメン食べたい」
え……
馬鹿なんか？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
夜には一番落ち着いた料理食べるんやぞ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
ここで大暴れ麺類なの？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
中本（新宿）にれいぽんが来た。
胃が弱いのに。胃が弱いのに辛いラーメン好きなのおかしくない？ 弱い破滅衝動を日々背負って生きてるじゃん。そんで頼むの一番辛くないみそラーメンかよ。美味しいけど。
美味しいけど。
原宿にれいぽんが来た。
タピオカを飲もう。ゴンチャに行こう。って思ったけど寿司食べる前に炭水化物ガッツリ摂るやつおる？ ガリガリ二人がカーボローディングしてんのか？
美味しいんだけど。っていうかタピオカっておいしいですよね。あと2年で終わるとか言われてますけど。よく芸人がタピオカを意地悪くいじったりするけど。普通においしいですよね。ゴンチャとTHE ALLEYしか知らないですけど。ちなみに近くに別のゴンチャがあったんですけど、そこはめちゃくちゃ空いてて意味わからんってなりました。
やることなくなってしまった。
自分とれいぽんが2人揃っているのにやることがなくなったときどうなるかわかりますか？ 歩き回って、洋服屋を回って、何も買いません。原宿から渋谷まで歩いて、109とかH&Mとか、ファッションよくわかんないんですけど、行きました。こんなことしてるから1日15㎞歩いてしまうんですね。れいぽんにはLIZ LISAをお勧めしておきました。こういうことを言うとLIZ LISAをバカにしているように思われるんですが、無難な女子大生ファッションをしている人よりずっと軸がありそうで好きです。特にド田舎で見るLIZ LISAが好きです。自然の緑とLIZ LISAは相性がいい。
さて、いい時間になりました。築地へ行きます。早く着きすぎて築地を無駄に歩き回りました。こんなことしてるから1日17㎞歩いてしまうんですね。
さあ予約の時間になりました。緊張の瞬間です。
……テレビで見る「高級寿司店」や～～～～！！！！（写真はありません）
いやもうホントすごい。もっとすげえところはもっとすげえところなんだろうけど自分にとってはもう超すげえくらい超すげえ。（写真はありません）
めちゃくちゃ緊張しながらコースを注文すると大将が1貫ずつ握ってくれます。大将もすごく優しい方で若造の我々にも気さくに話しかけてくれました。ぱっと見で我々をカップルだと勘違いしていましたが、そのとき我々は”無”の表情をしていました。不正解だし、何より寿司に勝てる欲望が他にない。
1貫1貫の説明をするとキリがないので印象深い1貫を紹介したいと思います。
それは終盤で出てきたアナゴ。
（この写真はある）
「タレと塩どっちがいい？」と聞かれたのでれいぽんと顔を合わせて「塩でお願いします」と伝えたときのグルーヴ感たるや。仮免許の学科試験で全員合格だった時のグルーヴ感に負けず劣らず。そして出てきたアナゴの白焼きの寿司。普段自分が想像するアナゴと言えばいわゆる広島のアナゴ飯のアナゴですが、もう全く別物。フワフワ。間違えた、フワッフワ。フワッフワで舌触りが滑らかなアナゴと口の中でほどけるシャリ、そして荒く削られた塩が食感のアクセントにもなってもうめちゃくちゃ（誉め言葉で「めちゃくちゃ」って言うな）。感情の高鳴り。これは恋。風吹かずとも恋。
我々は満足したまま、築地から新橋まで歩いて帰りました。こんなことしているから1日20㎞歩いてしまうんですね。
将来の目標は、おいしい寿司をたくさん食べるために、ヴィーガンビジネスを始めることに決定しました。
以上です。
P.S. 説明文が苦手すぎる。
P.P.S. 冷めてるし味が薄いし美味しくなかったご飯を数日間食べた後、東京に帰って食べたいつものつけ麺が涙が出るくらいおいしかったです。おいしいつけ麺をたくさん食べるためにヴィーガンビジネスを始めようと思います。
P.P.P.S そんなことより今日バイト先の居酒屋でレジの設定いじってたら隣の居酒屋がボヤ騒ぎを起こしました。
