寿司を塩で食うな

非キラキラ大学生2人の楽しい日記

メイドカフェに行ってきた【ネタバレ注意】

お久しぶりの弥太郎inブログです。

インスタグラムとかでも言ったんですけど、ついに、やっと、メイドカフェに行くことができました。せっかく東京都民になって、いや、日本文化に触れておいて、いわばアイコン的存在であるメイドカフェを体験しないというのはどうなのかと思っていたので念願が叶いました。ユウウありがとう。さすがに初体験なのに1人で行くのはハードルが高い。

ということで、体験レポ、といいたいところですが、普通におすすめなので怖いもの見たさで行ってみてください。そっちの方がわかりやすいです。行く予定がある人、ちょっと興味があるという人はいい感じのところで読むのをやめて、メイドカフェのことを調べずに、下調べなしで行ってください(でもぼったくりは怖いので注意しましょう)。そっちの方が面白いです。実際そういうスタンスで正解だったと思います。ちなみに今回お邪魔したのは、

akibazettai.com

です。チャージ代金を取られなかったのは謎ですが、思ったよりリーズナブルな値段で1時間弱滞在できたので、絶対にぼったくられたくないという人は僕の切り拓いた道を歩んでください。

さて、ここから本題に入りたいと思います。今回「メイドカフェはキャバクラのライト版(だけ)ではない」という話をしたいので正確には体験レポではないです。メイドカフェに行きそうな人はとっとと帰って明日メイドカフェに行ってください。特にアキバ絶対領域に行きたいという人は新鮮な気持ちを失わないためにもこれ以上は読まないでください。

 

 

 

 

店を出た直後に「メイドカフェって『共犯関係』で成り立ってるね」とユウウに言ったら「意味わからない」と返されましたが、この持論を変えるつもりはありません。メイドカフェメイドさんと客は「共犯関係」で成り立ってると思います。

まずアキバ絶対領域では、着席後すぐに猫耳が人数分配られ、メイドさんから世界観の説明がなされます。上記のホームページでも説明されていますが、メイドさんはすべて猫です。いやほんとに。みんな猫が人間の姿に変身しているだけなのです。いや本気で言ってるよ。猫耳はそこの世界になじむため(メニューの文字は猫の言葉で書かれているので人間のままでいて読めるわけがない)の必須アイテム。そこからは多分誰もが想像するメイドカフェと同じです。美味しくなる呪文かけました。もえもえきゅん。

何が言いたいかって、こんな世界観、もう犯罪じゃないですか。こんな世界で僕も生きてみたいよ。みんな猫ちゃん。かわいい猫ちゃんだもんね。こんなこといきなり僕が大学で言ってみたらどうなると思います? この電車は特急精神科行きです。でもこの店の中ではそれが正義。それが正解。日頃許されないことをするべき場所である。

そしてメイドさんたちは、その悪事を強要する。猫耳をつけさせたり、メイドさんを遠くから呼ぶときは「にゃんにゃん」と呼ぶ必要があったり、一緒にもえもえきゅんしたり。これって一種の絆ですよね。「絆」って言葉もこういうときに使われたくないと思いますけど、これって絆が生まれる過程と同じですよね。ともに困難を乗り越えた仲間みたいな。普通語尾に「にゃん」をつけて喋るなんてできないですもんね。僕は容易にすべての壁は乗り越えたけどにゃ。そういう世界観にしっかり入り込めるのが僕のいいところだにゃん。

この絆の過程って多分キャバクラには存在しないですよね。キャバクラに行ったことがないので想像なんですけど、シャンパン買ってやるよドーン!!みたいな。これが絆というなら僕は止めませんけども。

かといってメイドカフェは全くもってキャバクラじゃないのかといわれたらやっぱりそうじゃあなくって、世界観説明の次の注意事項でお触り禁止とかお金渡すの禁止とかデートに誘うの禁止とかそういうのがある時点で、まあそういう目当ての客も来るわなってわかるし、好きなメイドさんと撮れるチェキとかはお気に入りのキャバ嬢に貢ぐのと本質的には変わんないだろうし、何が一番面白かったかって本当にドンペリが売ってあったこと。さすがにボトルでは売ってなかったけど。*1あと獺祭も売ってた。売るな。大吟醸にもえもえきゅんするな。

メイドカフェ、こういうめんどくさいことを考える客もまとめてもえもえきゅんしてくれる場所なので紳士淑女のみなさん、ぜひどうぞ。女性客も普通に多かったし赤ちゃん連れてる家族もいましたし、下手なところ行くよりは安全だしある程度の面白さが担保されてる(世界観を認められない人は厳しいかも)と思います。

以上です。

*1:訂正:シャンパンなのでボトルで売らないとしんどいですね 多分ボトルでしか売ってないです