寿司を塩で食うな

非キラキラ大学生2人の楽しい日記

ムラサキカガミ

弥太郎です。

ムラサキカガミ」ってご存知ですか? 20歳になるときにこの言葉を覚えていると死ぬ、みたいな都市伝説です。同級生も19歳なのに不吉なタイトルにしてすみません。

なんでこんなガキっぽい話をするかっていうと、大学に行く前に多少なりとも本を読もうと思ってブックオフで民族伝承の本を立ち読みしたらムラサキカガミの元となった話があったんですね。それを紹介して学をひけらかしたいだけです。以下概略です。

 

その昔、山口に近い島根のあたりで恋人同士が結婚するという話があったが、その嫁入り予定だった女が結婚直前になって亡くなってしまった。彼女が持っていた嫁入り道具の鏡に映るものは全て紫がかって見えたことから、彼女は何らかの呪いにかかったのではないか?という噂が途端に広まった。これに様々な脚色が加わって「ムラサキカガミ」が不吉な言葉として世に出回る。これが都市伝説の由来… ではあるがもうちょっと話は続く。10年ほどのちにこの噂を冗談半分で広める男がいた。彼から話を聞いたビビりですぐ人を信じてしまう男は「ムラサキカガミ」が頭から離れず、気を病んで鏡に映るものが紫に見えてしまい、ついに20歳の誕生日に気が狂った彼は姿を消してしまう。結局怖いのは人が不必要に膨らませた想像力だった。

 

というのが都市伝説の由来となったとされる民間伝承(と書いてあったもの)。今昔物語みたいなオチですね。

もしかしたらこの話の方が気持ち悪いかもしれないんですけど、この伝承は僕の考えた創作です。というかブックオフで立ち読みしたところから嘘。バカはそんな学のある立ち読みはしない。少しでも信じてしまった人は気を付けましょう。用心しないと僕にめちゃくちゃな嘘をつかれます。

あともう一つ怖いのが、ここまでエイプリルフール用に書いたわけじゃないということです。きっかけがないのに嘘を考えるな。