寿司を塩で食うな

非キラキラ大学生2人の楽しい日記

田舎を捨てよ、都会に出よう。

弥太郎です。

僕がこういうことを言うと「お上りさん特有のイキリか?」って思われると思うんですけど若い間に1度くらい東京で暮らしてみた方がいい。18年も田舎を経験したからこそ自信を持って言えます。

田舎暮らしの人で都会アレルギーを発症してる人って結構いると思うんですよね、「人が多すぎる」とか「息が詰まる」とか「東京の人は冷たい(らしい)」とか。都会歴が浅いので決してそれらを否定できるわけではないんですけど、「人が多すぎる」程度なら東京に夢見すぎてるというかなんというか、あなたそんなに大都会に住むつもりなの?って感じですよね。少なくとも我が家の周りは生活には苦労しない程度に人のいる閑静な住宅街ですし、地元の家と違って真夜中にヤンキーが爆音バイクブンブンすることもないので治安の良い郊外にいる方が静か。新宿とか渋谷とかはまあ飽きるほどに人がいるけど大体のところでは息が詰まるほどに人が多いなんてことなんてめったにない(と思う)。東京の人は冷たいかどうかは知りません。

で、なんで東京をおすすめしてるかというと、大まかに言えば価値観が広がるからです。ごめん。陳腐すぎた。具体的に言うと、文化資本が全然違う。

何回も言ってる(のに全然反応がない)んですが、僕は東京に来てからごくたまにではあるけれど演劇を見るようになりました。こういう時に財布のひもが緩むタイプなのですぐパンフレット買っちゃうんですよね。そしたら大抵出演者の来歴とか書いてあるんですけど、高校生のころから演劇に片足突っ込んでる人がそれはもういっぱいいるんですよね。今まで演劇部の存在を確認したことがなかった田舎者(調べたら田舎にも演劇部はあった)にとってコレってそこそこのカルチャーショック。根本宗子だって劇団を旗揚げしたの19歳だもんな。人は環境で決まる。ほら、田舎って文化に乏しいじゃないですか。地元の娯楽施設はパチ屋しかない。

でもその環境を決めるのも人なんですよね。文化に乏しい(ことに気づかない)人たちが住む町に文化が発生するわけがない。銀玉ばかり発生する。そうなると一巻の終わり。外部からやってくる文化を享受するチャンスがあっても活かせない、というか活かさない。銀玉にしか興味がないから。そして他人の文化性を怪訝な目で見る。演劇は銀玉じゃないから。音楽は銀玉じゃないから。

でもインターネットに根を張れる文化がある人とか本に傾倒している人とかは別に田舎にいてもいいと思います。ただ僕は淫夢とかsyamuとかを文化だと認めてないですけどね。

以上です。